・Holmes金谷の「裏・横濱買い出し紀行01」・
(実行段階)
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今回の「買い出し」で旭川から横浜まで行くのに必要になった、JR線の切符の全てです。
と言う訳で、チャットの会話に始まったこの企画、まさか自分でも実現するとは思ってもみませんでした(笑)。
でもまあ、「1ヨコハマファン」としては、ぜひとも目に収めておきたい場所の一つでは有りましたしね。その夢が叶ったと言う事で、ここでは日付を追ってどのような「買い出し」を私がして来たかを見て下さい。
(あらかじめここで断っておきますが、お品書きの方に有る「Holmes金谷の横浜買い出し紀行」の方と若干の話の重複があります)
なお、計画の詳細は「計画段階」「準備段階」の方をご覧ください。
*1998年1月2日
夜中、ふとした思い付きで「買い出しメモ」貼り付け更新を行いまして。これがまた、我ながらつぼを押さえたものだと思いますけど(笑)。
朝、部隊に戻り、念のためダイヤの再確認、並びに明日の行動予定のおさらいをする。
・・・他にする事が無いだけと言う話もあるんですけどね(笑)。
1月3日は部隊を出るのが08:30。んで、家まで歩いて10分程度で帰り着くので08:40に着くとして。
そこで最後のメールチェックとカフェテラスの書き込み等の確認をしながら、装備を旅行仕様に変更、最低でも09:15には家を出発しないと、座って札幌に向かうのは不可能、と言う事になります。
と言うのも、結構スーパーホワイトアローって混み合うんですよね。
さて、所持金も何故か予算以上に確保出来て、後の心配事と言えばJR北海道のダイヤの乱れが無いかどうか、と言う話。
ここ1週間は雪が降りっぱなしなんですよね。うちの周囲で少なくとも50cmは既に積もっていますし、一晩で20cm以上なんてここ数日はざらですからねぇ。でも、今の時点(22:00)では、雪は降っていないので、もしかしたら大丈夫かも。
あと、東北新幹線・・・大丈夫かなぁ(笑)。
で、今日はしっかりと睡眠を取っておきます。昨日は3時間も寝てないしね(笑)。
*1998年1月3日
朝起きたのが06:45。何か既に舞い上がっていたらしいです(笑)。
08:30、予定通り部隊を後にし、家に帰る。そして、装備を変更しながらメールのチェックをすべくデスクトップパソコンを立ち上げようとしました。・・・したのですが。また例の如くレジストリエラーを多発して、起動してくれません(泣)。
頭に来たので電源をいきなり落とし(苦笑)、ノートパソコンをつないでメールのチェック&カフェテラスに書き込みをして、いざ出発!
家を出た時間が09:17。予定よりちょっと遅れ気味になったので、ここは大事を取ってタクシーで駅に向かう事に(当初予定にはなかった出費:タクシー代950円)。おかげで、予定より遥かに早く駅に到着。
取り敢えず、改札が始まるまで昼ご飯の入手、切符の更新(新幹線でたどり着く先を上野から東京に変更した)等々を行い、改札が始まったと同時に切符を駅員に見せ、改札通過(JR北海道では、まだ自動改札は導入されておりません)(切符変更代金:200円、サンドイッチ・お茶・ガム:485円)。
見ると、今回乗り込むL特急「スーパーホワイトアロー6号」は、6両に増結されておりました。早速、禁煙席の自由席に乗り込み、席の確保。
この日は思ったより込み合っていなく、余裕で席の確保が出来ました。
この時点で、天気は吹雪(苦笑)。まあ、吹雪程度ではめったに運休になる事はありませんけど。
ちなみに、旭川駅で見た「スーパーホワイトアロー」は、こんな状態になっておりました(苦笑)。この写真と、後に紹介する横浜での電車の写真を比べて見てください。
さて、定時に旭川を出発した後、札幌に到着したのが11:20。ここまでは時間通りに来ました。
札幌駅では函館行きの特急「北斗12号」に乗り換えます。ここで、いきなりハプニング発生。こっちの列車は予想より遥かに込み合っていまして、危うく座れない所でした。で、相席をお願いして何とか座れまして。
ほっとしたのもつかの間、次のハプニングが。何故か、札幌駅出発が3分も遅れたんですよね。次の函館駅の乗り換えは東京駅での乗り換えに次いで時間が短い所。このままでは席の確保のみで時間が終わってしまう(汗)。
時間的に考えて、出来れば函館駅で夕食まで確保しようと思っていたのに、このままでは予定が大幅に狂いそうです。
途中、千歳を過ぎた辺りで、天気は既に晴れ。北海道と一口に言っても、場所によって天候はぜんぜん違ってきますから。
東室蘭で相席をお願いした相手が降りてゆき、一人で座っていました。で、ここでもまたハプニング。何と、ここでも2分の遅れが発生、合計5分もの遅れになってしまいました。このままでは、函館乗り換え時間は8分という短さに・・・(汗)。
ところが、長万部を過ぎた所で3分遅れに短縮、八雲で2分遅れとだんだん縮んで行き、大沼公園でついに遅れ無しになりました。やるなJR北海道、「冬こそJR」と豪語するだけの事はあると、感心したものです。
ちなみに、積雪は東室蘭を過ぎた辺りでほとんど無くなっておりました。
そして、定時に函館到着。
15:25には盛岡行き特急「はつかり26号」に乗り換えました。しかし、ここでも予想外な事に、込み合っている車内(汗)。それでも空いている席を見つけ、確保。その後、立ち食いそばを買おうと思ったのですが、あまりの混雑具合に断念、暖かいお茶を買って残ったパンで何とかしのぐ事に(涙)(お〜い、お茶、110円)。
15:36、定時に函館を出発、途中16:20に日の入りを確認しました。
17:30頃、北海道を脱出(青函トンネルを抜けた)。旭川から青森近くまで抜けるのに、実に今回の行程の半分の時間を要したという事になります。・・・北海道にも早く在来線型新幹線、走らないかなぁ?(苦笑)
その後、しばらく寝ていたのでどこをどうなったかは覚えておりませんが(苦笑)、19:52、予定通り盛岡に到着しました。
盛岡では新幹線「やまびこ60号」に乗り換えるにもかかわらず、余裕のある乗り換え時間がありまして。
しかし、ここでもハプニング。何と、予想に反してかなりの混雑(汗)。ここでも相席をお願いして、何とか座れました。んで、隣の人にちょっと質問を・・・。
私「やけに混んでいますね」
隣「ん?ああ、そうですね」
私「何ででしょうね?」
隣「それはほら、あの〜・・・『帰省ラッシュ』の反対のやつだからじゃないかな?」
・・・しまった!Uターンラッシュを考慮に入れるのを忘れていた〜!(爆)アナウンスでは「指定席は満席でございます」のアナウンスも入るし、これは本物だなぁ(汗)。すなわちここで、新幹線を自由席とした勝負は敗北に終わった訳です(爆笑)。・・・しかしまあ、座れた事だし、良しとしよう(笑)。
途中、すれ違った新幹線の形を見て、「あれはこまち型だね」「を、あれは見た事無いけど多分MAXやまびこ!(正解でした(笑))」と、存分に「てつ」の醍醐味を味わった後(笑)、困った事にお腹がすいてきて。
しかし、今乗っている「やまびこ」には、食堂車・ビュッフェは連結されていません。泣く泣く、高い車内販売の駅弁を購入する羽目に。・・・でもまあ、美味しかったから良しとしようか(苦笑)(釜飯弁当、950円、お茶130円)。
そして、23:32、無事に東京駅に到着。
東海道本線へは、初めて乗る割には「電車でGO!」の影響があるせいか、あまり「初めて」と言う意識が生まれなかったのはまあ置いておいて(笑)。
23:35、予定通り東海道本線の普通列車に乗り込む。ごみを捨てる作業が無ければ駆け込みで23:33発に間に合ったかもしれませんが、まあ一応余裕を持って、と言う事で。
23:40、定刻通り発車。途中の景色を眺めながら、「おお、電車でGO!の景色と同じだ・・・って、景色が同じじゃなくて、ゲームが同じなんだよ〜っ!」と、自分で突っ込みつつ(苦笑)、00:07、予定通り横浜駅に到着。
さて、ここで一応ヨコハマの住人さんと待ち合わせなんだよな〜と思いつつきょろきょろしていると、「ヨコハマ買い出し紀行」単行本の1巻を持ったそれらしい人物が。こうして、旭川発から実に14時間を掛けて、合流を果たしました。
その後、東急東横線に乗り継ぎ、東急横浜駅から菊名駅まで移動(東急東横線横浜→菊名150円。・・・安い(笑))、北海道には存在しない路地や路地裏を歩いてそれを堪能した後(笑)、ヨコハマの住人さんの家に辿り着きました。
そして、いろいろおしゃべりとかをしているうちに、気が付けば4時(笑)。これはヤバイから寝よう!と言う事になって、取り敢えず寝ました。
*1998年1月4日
目覚しがなったらしいですが、起きられず(笑)。結局、たーるさんからの電話で起こされた2名(苦笑)。
ヨコハマの住人さんがたーるさんを迎えに行った間、ぼけ〜っとしていたら、たーるさん登場。
そして、朝食を頂いてからおもむろに出かける支度を整え、今日の目的である「ランドマークタワー」と「ヨコスカ巡航」に出かける事に(その朝食で、マーボー豆腐が出て来て、「流石横浜の朝食だ」とか、変な所で私が感心していたのは秘密(笑))。
まず、東急東横線で桜木町まで出ます(東急東横線菊名→桜木町:190円)。そこで、駅から歩いてランドマークタワーへ。
駅から降りてふと見上げると、そこにランドマークタワーは有りました。
「こ、これはでかい(笑)。とてもじゃ無いけど、アルファさんみたいに歩いて登ろうとか思えんな(苦笑)」
その時思った正直な気持ち(笑)。
んで、記念撮影やら写真撮影をやっているうちに、「登ってみましょうか?」と言うヨコハマの住人さんの案を受け、登る事に。実は、登ってみたくてうずうずしていたんですよね(笑)(スカイガーデン入場料:1000円)。
あらかじめ教えられていた情報の通り、エレベーター料金?は1000円。それ程待たされずに登る事が出来ました。
エレベーターの速さはかなりの物で、30秒程度で頂上のスカイガーデンまで到着。流石にあれだけ速いと、床に押し付けられるような感じがしましたけど。
登って、デジカメで風景を撮影する事まず1周。その時撮影した画像は、どうも明るさばかりが目立った今一つな物。その時、そう言えば野外で撮影する時にかぶせるフードがスイッチ一つで切り替えられる事を思い出し、それをかぶせて撮影すると、おお、上手く行くじゃ有りませんか(笑)。ん〜、説明書はきちんと読むべきですね(苦笑)。
んで、スカイガーデンの売店で、木彫りのカモメの飾り物が売っていたのを見かけまして。「アルファさん辺りなら、こういうの作りそうですね」とか言いながら眺めていると、どうにも欲しくなってしまいまして(笑)。しかし、値段が3000円だった事と、今日のこの後以降どの位の費用がかかるかが解らないと言うのがあって、結局買うのをあきらめました。
今思えば、惜しい事をしました(笑)。
ランドマークタワーから降りた後、ヨコハマの住人さんが色々と思案した後、「横浜駅へはシーバスを使って戻りましょう」と言う事になりまして。
シーバスの埠頭に行きますと、丁度次の「横浜駅行き」が出発5分前。ん〜、走った走った(笑)。
んで、チケットは建物の中のチケット売り場で売っている事を聞いて、チケットを購入、危うい所でしたが乗れました(シーバス埠頭→横浜駅東口:350円)。もしそれを逃したら今迄の道のりを歩いて戻らなくてはいけなかったので、時間的にもかなりやばかったらしいです。
そして、例の如く写真を撮りまくりながら大体10分程度?の船旅を楽しんだ後、横浜駅から京急に乗って、横須賀中央へ(京急横浜駅→横須賀中央駅:350円)。
その京急の中で、「京急と言えば、芦奈野先生が『都心の暴走電車』と言う言い方をしていましたよ」と言うヨコハマの住人さんの話を聞いて、じゃあどの程度速いか体験してみようと言う事になり、運転席の真後ろへ(笑)。
で、実際に走り出したら、確かに速い速い(笑)。あんな狭い所のカーブでも80km以上で曲っていきますからねぇ(笑)。あの曲線半径、絶対安全基準ぎりぎりだな(笑)。
ちなみに、北海道の列車の状態と比較する為にここで撮った電車の写真は、こんな感じでした。雪なんて何処にあるの?状態(笑)。
今にして思えば、この時雪が無くて助かった訳です。もし、北海道に帰る時にあの「14年ぶりの」ドカ雪が降っていたら、一体どうなっていた事やら・・・(汗)。
さて、そんな感じで30分程度京急に揺られて、横須賀中央駅に到着。その後、側にあった「モアーズシティ」とか言うデパート?に入り、7階の本屋さんへ。そこで、R.一郎さんと待ち合わせと言う事になっておりまして。んで、まだ来られていないようだったので、しばらくの間本を眺める事にしました。となると、やっぱり色々買いたい本が無いかを探してあちこちを歩きまわってしまうものでして。
そして、とんでもない事に、R.一郎さんが到着したと言うのに私は本に気を取られていて全く変な方向を見ておりました(苦笑)。
で、その後、横浜の郷土史関係の本が有ると言うのでそれを見る事に。その時ヨコハマの住人さんが「Nakaさんも時間があれば合流する事になっている」と言う事を話してくれたのですが、聞けば余りにも不確定要素の強いお話(と言うのも、時間があれば来ると言うお話だったので)。取り敢えず郷土史の本を見てみようと言う事になり、「三浦半島の話も有りますか?」とか、知らない人が聞けば「ヨコハマ」とは関係無いような話をしながら移動。
しかし、天は我に味方した(笑)。驚くべき事に、Nakaさんはそれを聞いて我々だと解ったらしく、話し掛けて来たんですよ。ん〜、Nakaさんもものすごいお方だ(笑)。
その後、私が三浦半島の地名の由来に関する本と、京急の歴史について綴った本を購入(京浜急行今昔物語+鎌倉・三浦半島おもしろ地名学:3935円)、それからおもむろに「横須賀中央公園」(北の町の高台)に向かいました。
公園に向かう途中、「この上には自販機はないからここで買って行ったらいいですよ」と言うR.一郎さんの提案を受け、缶ジュースを買ったり(アップルティー:110円)、野良猫が軒先でのんびりとしている写真を撮ったりしながら目的地へ。
んで、公園の中に入った時、突然私のPHSが鳴り出しました。前の日辺りに、NA0さんが私のPHSに電話するような事をカフェテラスに書き込んであったので、若しかしたらNA0さんかな〜?と思いつつ出てみると、うちの職場の上司(笑)。
しかも、「これから別の上司の家に集まって新年会を開くから、来ないか?」と言う内容の電話(笑)。あの〜、一昨日の時点で「横浜に旅行に行く」と言う話をしていた筈なんですけど、忘れちゃったんですか?(笑)
んで、その旨を伝えて断った後、何とPHSのバッテリーがほとんど無い状態に。しかも、更に悪い事に、私は旭川にPHSのバッテリーチャージャーを忘れて来ておりました(苦笑)。仕方なく電源を切り、待ち受けすら出来ない状態に。困ったもんだ。
横須賀中央公園に到着後、色々な話をしながら夕焼けを眺め、街灯の華を眺めまして。ヨコハマの住人さんは「んーっ」している写真を撮っていました(コミック第22話参照(笑))。又、ここでR.一郎さんに「見せびらかせ物」を見せて頂きました。見せて頂いたのは、R.一郎さん自作の魚のキーホルダー、R.一郎さんのホームページに掲載されている黒い色の魚のキーホルダー、そして、何故かコーヒーのハンドロースター(笑)。そこで写真を撮ればよかったのですが、いまいち光量が少なく、その時はあきらめました。
その後、私は写真を撮りまくり、街灯の華を満喫しました。
その後、取り敢えず先程のモアーズシティに戻って、夕食でも食べながら話をしようと言う事になりまして。のんびりと歩いて戻った後、適当な店に入り込んで夕食にしました。
入った後、全員で「あれでもない、これでもない」とわいわいしながらメニューを選び、注文をしまして。私は、無難に「オムライスグラタン」を選択。また、「これはこちらでしか食べれませんよ」と言うヨコハマの住人さんの話で、全員で前菜に「三崎まぐろの・・・?(何でしたっけ?(苦笑))」を注文(オムライスグラタン:800円、三崎まぐろ:1500円/5=300円)。
その後、R.一郎さんにもう一度「見せびらかせ物」を見せて頂いて、じゃあ写真を撮ろうかと言う事になったのですが、そこの店、雰囲気を出す為かほとんど照明の無い店で、唯一有ったのがテーブルの上のキャンドルグラス。それでは余りにも光源不足で、悩んでいた所、時間が多少あるのでR.一郎さんとNakaさんがヨコハマの住人さんの所に遊びに行くと言う事になりまして、そこで写真を撮らせて頂く事に。
と言う事で、食事が終わった後、モアーズシティの1階でワッフルを買って食べながら(チョコレートワッフル:120円)、再び京急に(京急線横須賀中央駅→横浜駅:350円)。その途中、崎陽軒のシウマイを買う話をしていて、「じゃあついでに何かおやつも買っていきましょうか」と言う提案をして、さて何が良いかと思案していたら、R.一郎さんが「月餅はどうでしょうか?」と言う提案を。ん〜、ナイスフォローとしか言いようが無いです。んで、横浜駅で買おうと言う事になりまして。
横浜駅に到着後、ヨコハマの住人さんの案内で月餅を探す事に。しかし、なかなか見つからない。「おかしいなぁ?」と、首をかしげつつ、あちこちを回るヨコハマの住人さん。んで、何件か回った後にやっと発見、購入しました(月餅:120円*5=600円)。
その後、シウマイを買いまして(特製シウマイ12個入り:1200円)、東急に乗り込み、ヨコハマの住人さんの家へ(東急東横線横浜→菊名:150円)。
到着後、一応確認の為と思い、PHSに電源を入れますと、留守電にメッセージが入っていると言う表示が。聞いてみると、NA0さんからの伝言でした。連絡をいれるべく、Eメールを送信、ヨコハマの住人さんの携帯に電話を入れてもらうようにしてもらいました。
その後、月餅を食べながら色々な話をして、その時に再びR.一郎さんの「見せびらかせ物」を見せて頂きまして。で、話がハンドロースターに進んだ時に、何故か私のお土産と言う話になっちゃいまして。旭川に帰ってから、エプロンを着けて頭から湯気を上げている写真を撮ると言う約束をして(笑)、頂く事になりました。
その後、NA0さんから電話がかかって来たり、おしゃべりに花を咲かしたり、色々な事をしていたらあっと言う間に時間が23:00頃に。ここで、R.一郎さんとNakaさんがお帰りになりました。その後、たーるさんに今お気に入りで使っているお絵描きツールの使い方と用語について教えてもらった後、明日の「聖地巡礼」の為に寝る事にしました。
*1998年1月5日
朝、予定より1時間程遅く起きた後、レンタカーを借りて聖地巡礼をする事に。まずは、東急で移動した後(東急東横線菊名→横浜?:150円)、レンタカー業者の所に向かい、車を借りました。月曜日の朝だった事と、元旦開けで他に借りる人が居なかったらしく、車は既に準備されておりまして。
んで、ヨコハマの住人さんの運転でいざ、出発。
まずは何処かのコンビニで朝食を仕入れた後(サンドイッチ230円、メロンジュース100円、鳥足150円、団子120円)、何処をどう通ったかは解りませんが(苦笑)、トテテ坂へ。そこで、道路工事の時に置いて有るあの三角形の物に、車をこすってしまうと言うハプニング(苦笑)。まあ、縁石にこすった訳ではなかったので車に傷とかは付きませんでしたが。
その後、又どういう道のりを通ったかは解りませんが(苦笑)、馬堀海岸へ。
馬堀海岸へ到着して、潮の香りと景色を眺めて、それからおもむろに写真の撮影に移りまして。何より印象に残ったのは、釣り糸を垂れている人が多かった事かな?テトラポットに座って、ずらりと並ぶ釣り人達。ん〜、何かのどかでいい景色だ(笑)。
その時、ふと沖の方に目をやると、アメリカ海軍の艦艇のような感じの艦艇が。多分インディペンデンスだと思うのですが、遠すぎて解らず。まあ、今回はそっちが目的じゃないので、今回はパス!(笑)
さて、時間の余裕もそれほど無いので、ここでの撮影もそれ程多い時間をかけず、次なる目的地へ。
次に到着したのは、「先生の病院」こと「国立久里浜療養所」。「野比海岸」と言う所に有りまして、夏はサーファーのメッカとなるこの近辺(と言う話を聞きました)も、この時期はさすがにオフシーズンと言う事か、寂しい限り。んで、そんな所の裏・・・なのかな?に通じる道をのんびりと登ってゆき、「今の」国立久里浜療養所が見えて来まして。
「この裏手に、前の療養所の建物が有るんですよ」と言うヨコ住さんのお話を聞きながら、裏へと続く道をのんびりと登って行きまして。
「尾根道って、こんな感じかな?」とか思いつつ、のんびりと歩いていきますと、何やらこんなものが(笑)。「何これ?」と思いつつ、しっかりと写真を撮ってから、更に道を進みました。
そして、あの写真の場所に。「1階建てと言うのが、コミックと違うんですけど、でも雰囲気があっているんですよ」と言うヨコハマの住人さんの解説にも納得。
現在でも使われているのか、しめ飾りが飾られていたので余り写真を撮っていると不審に思われるので、適当に切り上げて帰る途中、ふと裏を見ると最近余り見かけない、「丸い電灯カバー」が(写真付きで紹介済み)。たーるさんとヨコ住さんに話した所、いい発見だと言う事で、それも写真に収める事に。
この辺りから、たーるさんが「う〜ん、カメラ持ってくるべきだった〜」と、悔やむ事しきり(笑)。
次に向かったのは、NTT通信研究所。ところが私、「NTT通信研究所」と言われても、何処の事だか解りませんでして。
コミックで見せられて、やっと納得できました。そりゃあまあ、現地に住んでいない人間ですから、なじみが無いと言う事で。
んで、まずはコミックとならべて写真を撮影。そばにある中古車屋の看板が邪魔だとか、街路樹が邪魔だとか、散々色々な事を言いながら撮影(笑)。途中、後ろに崖が有る事に気が付いた私がその崖に登って見ると、おお、良く見えるでは有りませんか。早速そこで写真を撮影し、下に降りました。
その後、道路上に出てコミックと同じような写真を撮影する事に挑戦したりと、ここでは少し時間を消費。この時点で、結構予定よりも早めにスケジュールをこなしていたので、少し行動に余裕が出て来たようです。
次に向かったのは、城ケ島。橋の所で、「ここは一瞬ですからね、シャッターチャンスを逃さないでくださいね」と言われるままに、数枚写真を撮影。一番イメージに合ったのは城ケ島のページに掲載した物でした。
そして、ネコと戯れたり他の観光客の依頼でシャッターを押したり撮影をしたりとしながら、景色を堪能した後、昨日に買ったシウマイを食べる事にしました。
それにしても、つくづく思ったのですが、実に気候が暖かくて。うらやましい限りです。
無論、食べる前にしょうゆさし共々写真に収め、食べた後、次なる目的地へ。
そして、今日のメインイベントその1、「カフェ・アルファ」が作中で存在している場所だと予想される、黒崎の鼻へ。
直接その場所までは車で行けない事も無いらしいのですが、混雑が予想されるので、と言う事で、少し離れた所に車を置き、そこからはのんびりと徒歩で。
養鶏場を過ぎて、急な坂を上り詰めると、そこに見えたのは一面に広がる大根畑。しかも、電柱付きで。
「はぁ〜・・・」
思わず見とれたのは言うまでもありません。この時期、北海道ではこんな景色は絶対ありえない話ですし、あのようにすごく大きい大根畑と言うのは、北海道でもそう多くは存在しておりません。まあ、十勝平野の方に行けば、一面ジャガイモ畑と言うのは見れますけど。
風とともに漂ってくるほのかな大根の香りを感じつつ、ヨコハマの住人さんの案内で大根畑の中をゆっくりと歩いて行きます。
途中、「振り返ってみると作品の雰囲気そのままですよ」と言う言葉を聞いて、あるポイントで振り返ると、掲載した写真のような感じに。
ヨコ住さん「電柱が良いでしょう?」
私「そうですね〜」(すっかり感動している)
そんなやり取りをしながら、又しばらく歩くと、崖になったような所へ。見ると、ラジコンのグライダーを飛ばしている人や、カップルがいたり、釣りをしている人、その他諸々と、又のどかな風景が。そして、しばらく歩いた後、「ここで振り返って見てください」と言うヨコ住さんの言葉を聞いて振り返ると。
あの風景が有りました(掲載した写真の景色)。
もう、感動の余り言葉も出ませんでした。そして、次に取った行動は、デジカメでひたすら写真を撮りまくる事。写真のカウント数はどんどん上がってゆき、50は軽く超えまして。
ところが。その時にハプニングが。
「げ、バッテリーの残りが少ない!」
そう、昨日もかなり使ったのに、電池の交換の事をすっかりと失念していまして、この重要な所でバッテリー切れが(汗)。
「ん〜、まさにマーフィーの法則を地で行っていますね〜」と言うヨコ住さんの言葉を苦笑いしつつ聞きながら、さてどうしようかと思案していますと、ヨコ住さんが、持っていた2本の電池を私に渡してくれまして。お陰で、黒崎の鼻での撮影は持ちこたえる事が出来ました。
その後、ヨコ住さんが以前来た時に偶然見つけたと言う洞窟を見に行き、「ここからアルファさんのオーナーが帰ってくるんですよ」とか言う話をしながら、波打ち際をゆっくりと歩いていきまして。その道すがら、たーるさんが何やら拾っているので見せてもらったら、「割れたガラスビンのかけら」を拾っていました。
「波で洗われて、角が取れるからきれいなんですよね〜」
私もいくつか拾いました。
そして、反対側の崖から上に登ろうと言う時。崖の部分に何やらこんなものが。「この辺り、旧軍の防空壕跡とかが多いんですよ」と言うヨコ住さんの話を聞いて、もしかしたら?いやがおうにも期待は広がります(何の?(笑))。んで、そばまで寄って確かめる事に。
んで、そばに寄ったら、それほど古くないものだと言う事が、すぐそばに落ちていた工事標識によって解って。何か少しがっかり(苦笑)。いや、別に旧軍の何かが出てこないかとか期待した訳では・・・あるんですけどね(笑)。
そんなこんなで反対側に登り、もと来た道をたどってのんびりと車に戻り、次の目的地へ。
・・・とその前に、乾電池の補充を行いました(アルカリ単3電池12本セット:1080円)。うち2本をヨコ住さんへ返還。
そして、またどのようにたどったか分からない道程を行き(苦笑)、今回の最終目的地、「北の大崩れ」こと長者ヶ崎へ。
まず、駐車場に入ってから、レンタカー代金・要所要所の駐車場料金を精算する事になりまして。ヨコ住さんが電卓を取り出して計算をする間に、私はデジカメに溜まった写真データをパソコンにすべて転送しました。この時点で、撮影枚数は83枚(笑)。よくまあ、ここまで撮ったもんだと変に感心。普通のカメラじゃぁ、フィルム代が馬鹿にならないな〜と思いつつ、5分程度で転送を終えました。
その間にヨコ住さん、トラブル発生。何と、持ってきた電卓が壊れていたのか、まったく反応しません。「それならWindows95付属の電卓で計算しましょう」と言う事で、何とか事無きを得ました(レンタカー料金その他:3200円)。また、ここでヨコ住さんに三浦半島の地図を譲ってもらいました。昨日のうちに買っておけばよかったんですけどね(1/25000三浦半島地図:300円)。
そして、おもむろに撮影開始。コミックの場所と合わせようとすると、今の道ではカーブの位置関係が合わないとか、アヤセが座っていたガードレールはどの辺りかとか、はたから見ればかなり怪しい集団と化していましたが(笑)。
しかも、この辺りに来ると風が出てきて、少し寒い。横浜に出てきて、初めて寒いと感じた時でして。
それでも寒さにめげず、日の入りを見終わるまで46枚程度撮影し、更に心のカメラにもしっかりと焼き付けて、今回の「聖地巡礼」の全ての行程が終了しました。
その後、逗子に移動して、「そこから東京行きの列車に乗れば余裕で北斗星に間に合います」と、あらかじめ調べておいてくれたヨコ住さんの言葉に感謝しつつ、駅前でヨコ住さん・たーるさんと「40番地オフ会でまた会いましょう」と再会を誓い合った後、別れた私は不足分の切符を購入(JR逗子→横浜:330円)、どんどん暗くなって行く窓の外を眺めつつ、帰宅の旅に付きました。
東京で京浜東北線に乗り換え、上野駅へ。上野駅に着いたのが、北斗星発車の約1時間前。余裕で到着できたので、ほっとしてコーヒーを買って飲みながら(カップコーヒー:100円)、列車が入線するのを待ち、入ってきて荷物を置いたら、早速北斗星の撮影にトライアル(笑)。
20分程度写真を撮った後、戻って荷物をまとめ直していたら、それほどお腹が空いていない事に気が付きました。でも、何となく何か食べたかったので、朝に買った団子を食べて。それが原因かは分かりませんが、この後今回最大のハプニングに見舞われる事に。
その後、どういう訳か寒気がしだして来たので、さっさと寝る事に。これが大体8時頃の事で、その後2時間くらい寝て、一度目が覚めます。そして、気分が悪かったので便所に行き、そこで嘔吐しました。その影響か、寒気がとまらず。
その後、再び睡眠。夜中に再び目が覚めて、今度はただの用足しで終わります。
とまあ、列車の中で体調を大きく崩して5日は終わったのでした。
*1998年1月6日
朝、目が覚めたのが大体7時頃。既に青函トンネルは抜けており、北海道の中に居ました。
昨日崩した体調は、そのまま今日も引き継いでいました。食欲は全くなく、かろうじて水物を受け付けるのみ。仕方なく、ペットボトルで買っておいたお茶や缶のお茶を飲み(車内販売缶のお茶:130円)、それでしのぐ事に。
そして、10時50分、定刻に札幌到着。そのままスーパーホワイトアローに乗り換え、12時20分には旭川に到着しておりました。
この辺りで、少し食欲が出てきたので、駅の立ち食いそばを食べる事に(月見そば:320円)。
その後、買い物公園通りを歩いていたら、お茶やコーヒー関係の物を売っている店を発見。「そう言えば、R.一郎さんにハンドロースターもらったけど、コーヒーサーバーとか買わないと入れる事できないなぁ」と思い、思い切って一式購入する事に。
店に入ってしばらく眺めた後、どうせ一人で楽しむものだから、と言う事で、一人用のものを買いました(手挽ミニミル:3000円、陶製コーヒードリッパー:800円、コーヒーサーバー:1500円、フィルター:200円)。
その後、荷物が多くなった事も有り、タクシーに乗って帰る事に(タクシー代:770円)。
こうして、全ての「買い出し紀行」の行程を無事?終了する事が出来ました。
結局その後、4日間ほどその不調を引きずりまして(苦笑)。
しかし、今回の旅で得たものは、それを差し引いてもお釣りであふれかえるほどの体験でした。
・・・今思えば、完全に「おのぼりさん」になっていたような気もしますが(苦笑)。
でも、今回の計画。チャットのなにげな一言から始まり、色々な人に助けられて実現できました。旅立つに際して色々とアドバイスをしてくれた「カフェテラス」常連の皆様、そして現地で出会ったヨコハマの住人さん、たーるさん、R.一郎さん、Nakaさん、そして電話をわざわざお掛け下さったNA0さん、本当にありがとうございました。
また何時の日か、今度はもっともっとゆっくりと旅できる日を夢見つつ、これにて今回の「Holmes金谷の横浜買い出し紀行」の報告を終わらせて頂きます。