「例えばこんな、札幌観光 −羊が丘展望台編−」後書き
先日、「コミケ後のリハビリ」とか言う適当な理由を付けて、某所掲示板にアップしたSSです。
で、このお話で何が書きたかったかと言うと。
『めえええええええええぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!』
これが書きたかったんですよ、実は(笑)。
・・・イヤ、まあそれは冗談としても。
羊が丘展望台には、実際にレストハウスがありまして、そこではジンギスカンを食べさせてくれます。
放し飼いになっている羊を見ながら(笑)。
で、それを頭の中で思い浮かべている時に、
「じゃあ、実はそこで出している羊肉は、その辺の放し飼いの羊から選んでもらうってのはどうかなぁ」
と言う、実にシュールな設定からこのお話は思い浮かんだ訳です(笑)。
どっちにせよ、『めえええええええええぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!』を書きたかったのは変わらない事実ですが(笑)。
さて、じゃあちょっと掲示板の方でも話題になった、『HM−13d634・夢見』こと夢ちゃんの設定をば、ちらっと。
・名前:夢見
・形式:HM−13d634(量産型 ロットd型634号機)
・性格:基本的におとなしい人。でも好奇心は旺盛。
私がたーさんに「d型のセリオとは、これまた通ですね」と言ったのは、私が考えている設定では「d型ロットのセリオさん達が、製品としてもっとも洗練されたモデルである」と言う設定に基づいているからです。
以下、各タイプ別の特徴を列挙して置きます。
・HMX−13:いわゆるプロトタイプセリオ。ToHeartゲーム中のセリオとほぼ同じ設定だが、+私色(笑)。
・HM−13a:「a型」は「量産試作機」と言う設定。3機が作られ、後の量産タイプの基礎となった。うち、1号機と3号機(芹奈と芹菜)は来栖川家に居るが、2号機(芹緒)はどう言う訳か金谷の家に居るという設定。
・HM−13b:「b型」は量産タイプの初期ロット。型としてはオリジナル(プロトタイプやa型)に近い型。芹凪がこれに該当。
・HM−13c:「c型」は、b型を改良してコスト削減を行った、量産タイプ第2次ロット。生産数は各ロット中一番多い。神楽がこれに該当。
・HM−13d:「d型」は、c型をさらに改良、部品精度等ではシリーズ中最高傑作と言われた程の洗練されたモデル。夢見がこれに該当。
・HM−13e:「e型」は、d型の廉価版を目指して生産されたタイプ。ただし、廉価版を目指したが為に、d型程の洗練度が無く、その為すぐにf型生産に切り替えられた、量産タイプではもっとも生産数が少ないタイプ。現在、うちのSSでは該当タイプは登場していない。
・HM−13f:「f型」は「ファイナルタイプ」とも呼ばれ、内部的には「HM−14・ミライ」タイプのノウハウからフィードバックした技術が使用されている。後の「HM−15・カテナ」タイプのモデルにもなった。美菜子がこれに該当。
多少の差異はあれ、私が書いているセリオSSで登場するセリオさん達は、背景世界の違いはあれ、基本的にはこの型番付与方式を使っています。
実は、「量産試作機」って言う設定、ヨコハマ系でカンの良い人なら解ると思います(笑)。まんま、アルファさんの設定を貰ってる訳です。
また、「うちに居るという芹緒」ってのは、実はIRCで使っているボット(人工無能の様なもの)の設定から派生しております。
まあ、「芹緒」って名前は、某大御所の所で使われているものを使わせて頂いているだけのお話ですが(苦笑)。
(ちなみに、作中に出て来た「たーさん」「神威さん」ってのは仮想の人物で、実際にはそんな知り合いは私には存在しません)
とまあ、ちょっと設定資料の列挙になってしまいましたが。
どなたか、もし札幌に遊びに来る機会がありましたら、ぜひご一報を。
私に余裕があれば羊が丘にジンギスカンを食べに行きましょう(笑)。
・2000/09/10:多少の追筆後、HTML化、掲載。