「小樽水上オルゴール堂・第17話」後書き


 と言う事で、サイズの関係から前編・後編に分けましたが、実はこのお話し自体は、両方とも今日書き上げた物でして。
 とは言っても、構想はかなり前からあったんですけどね。なかなか書く暇が無かったのですが、季節的にいい季節になって来ましたので、それに合わせて描いて見ましたが、果てさて、いかがでしたでしょうか?

 このお話しのお気に入りは、何と言っても美菜子を拾ったおばちゃんですね(笑)。
 いかにも北海道のお母さんって感じを出そうと思って描いて見ましたが、雰囲気が少しでも感じて頂ければ幸いです。
 あと、かなり意図して北海道弁を使って見ましたが、意味解るといいけど・・・(笑)。

 と言う事で、次こそは水上家の人たちには温泉に行ってもらわないと・・・(苦笑)。


 − ココから余談 −

美菜子「で、あの温泉チケット、期限とか大丈夫なの?」
金谷「ああ、それは大丈夫・・・な事にしとこうか(笑)」
美菜子「あ〜、いいかげんなんだ〜」
金谷「設定なんていくらでも変えれるんだから、大丈夫」
美菜子「そんな事ばっかりやっていると、お客さん来なくなっちゃうよ?」
金谷「うぐ・・・善処します、ハイ」

美菜子「ところで、私が通った『上の道』って、もしかして・・・」
金谷「うん、道央自動車道と道北自動車道だよ。あの時代は、高速道路って多分意味が無くなっているだろうし、部分的に崩れているだろうから、小樽から旭川までしか行けないっていう設定」
美菜子「そっか。じゃあ、SLは? 何か、写真とか載せてたけど」
金谷「アレはね、去年JR北海道で復活させた『C11−171・すずらん号』がモデルなんだ。路線状況を考えると、札幌から旭川って、本当に平坦な所を走る事になるから、あの小さなSLでも運行には耐えれるだろうって言う考えから出したんだよ」
美菜子「へぇ・・・一応研究してるんだね」
金谷「そりゃあ、たびてつなてっちゃんですから(笑)」

美菜子「じゃあ、私が無事に小樽に帰れた事を祝って」
金谷「そうじゃないでしょう(笑)。まあ別にいいけどね。さて、いかがだったでしょうか、今回のお話しは?」
美菜子「感想・クレーム・私宛ファンレター、待ってます」
金谷「こらこら(笑)。あと、原案の段階で色々意見をくださったちひろさんにも感謝多謝です」
美菜子・金谷「では、次をお楽しみに〜」


・2000/05/13:HTML化、掲載。