「小樽水上オルゴール堂・第15話」後書き


 と言う事で。
 約一月ぶりの「本編」は、なにやらにぎやかな感じで小樽の春を描き出して見ました。
 前に掲示板に書き置きしたキーワードのうち、これで「3月の吹雪模様」(「3月の雨、3月の雪」で使用)、「捨て猫、捨て犬」「自転車解禁」「来る人、行く人」までを予定通り使ったことになります。
 ・・・ま、今回のお話しは、前々からアイデアだけはあったんですが、何しろ有珠山の噴火で仕事場で24時間勤務体制になってしまい、なかなか書く暇が有りませんでした。


 で、結局のところ温泉のお話しはしばらく延期になりそうです。
 何しろ、未だに取材にすら行けない状態なんで・・・(汗)。困った物です。
 ん〜、後は想像力だけを駆使して書くしかないかなぁ?(汗)。


 でもまあ、久しぶりに本編でもほのぼの系でお話しがかけて、満足しております。
 そして、気がつけば本編・番外編合わせて26話。
 ん〜、また凄いペースです事(苦笑)。


 ただ、ココまで書き上げて、こう言うのもなんですが。
 未だに、この作品で目指す物、と言うのか、「何が書きたいのか」と言うテーマみたいな物を、私自身が見いだしておりません。
 多分、今はそう言うのはまだ問題じゃないんだとは思いますけど。

 まあ、でもあせらずに。
 芹凪と美菜子と歩いていけば、書きたい物なんてそのうち見えてくるでしょうし。
 それまでは、思うがまま、思いつくがままに描いていこうと思います。


 と言う、かなり我が儘な連載SSになりつつありますが、コレからも気長につきあっていただければ幸いです。


・2000/04/09:HTML化、掲載。