「小樽水上オルゴール堂・第6話」後書き


 と、言う事で。
 結局、テキストのサイズだけで言えば前編と中編を足してもまだ足りない位のボリュームになってしまった後編ですが。
 いかがだったでしょうか、「おじいちゃんのオルゴール」の音色は?

 実の所、話全体の構想は、前編を書いた時にはすでに頭の中に出来上がっていまして。
 ところが、私の悪い癖の一つに、描いているうちに「あれも書きたい、これも書きたい」と、どんどん膨らんで行くと言う欠点がありまして(苦笑)。
 気がつけばこんな大きなサイズ。うーむ、3話合わせたら、通常描いているサイズのSSといい勝負のサイズになってしまいましたよ。

 しかし、自分で描いたSS読み返して、涙出て来たのは初めてだったなぁ。
 ちと精神状態不安定かも。


 さて、一区切り付いた所で、このシリーズもネタを練るのに少し時間を戴きます。
 他にも書き溜めているSSも描かないと、年越す訳にもいかないし(苦笑)。
 また、ちと仕事が多忙を極め始めたので、全体的にSS書くペースも落ち気味なので。

 希望的観測として、次は明るめのお話しを書きたいですね。


・1999/11/10:HTML化、掲載。