「小樽水上オルゴール堂・第5話」後書き


 結局3日後には続き描いてるし、しかも「中編」だし〜(苦笑)。


 まあそれはさておき。
 今回のお話し、後半で、この「おじいちゃんのオルゴール」シリーズのキーパーソンとでも言うべき存在の、由希子ちゃんが出て来ます。
 おわかりだと思いますが、第4話冒頭の一文に出て来た少女ですね。

 彼女は何故そこまでオルゴールにこだわるのでしょう?
 彼女の言う「思い出のオルゴール」の意味とは?

 ・・・って言うのを、今回で書き上げようと思ったんですが、何か予想以上に長くなりそうだったので、素直に諦めて3話構成にする事にしました。
 何か、後から後から書きたいこと増えて来るんですよね〜(笑)。
 ・・・私自身、このシリーズに関してはかなり力が入っているみたいです。

 ちなみに、後編も引き続いて描いているんですが、既に今の時点で予定サイズを大幅にオーバーしております(笑)。


 そうそう。
 この作品のシリーズ、もう一つ影響を受けている(と思われる)作品がありました。
 少年画報堂から出ている、「並木通りアオバ自転車店」っていうコミックが有るんですけど。
 自転車屋さんを中心とした、一話完結型のストーリーを展開されている作品ですが、何となく「ヨコハマ」に似た空気を感じる気がするのは私の気のせいでしょうか?
 機会がありましたら、ぜひ一読をお薦めいたします。


 次回、いよいよ「おじいちゃんのオルゴール」の最終回。
 果たして、その仕掛けオルゴールはどんな音色を聞かせてくれるのでしょうか?


・1999/11/08:HTML化、掲載。