・Holmes金谷の「裏・横濱買い出し紀行03」・
(実行段階)
と言う事で、実は12月28日〜30日の旅行に関する計画なんて何にも立てていなかった私ですけど、どう言う訳かこのコーナー、妙に好評なので(笑)、今回は「表」と(計画)(実施)等の区分は無くて、単純にどのようないきさつでどういう風になったかをつらつらと書いて行こうと思っております。
いかんせん4ヶ月にわたっての話ですので、多分に忘れてる所もありますけどね(苦笑)。
しかも、今回はキーワードの記録すらしていなかったので、記憶違いやら記憶の消失やら、大変な事ばかり。あ〜・・・(苦笑)。
*8月13日(木曜日)
そもそもの始まりは、ここにあったと言っても過言ではないでしょう。
午前中にkudouさん、綾瀬さんと合流した私とNA0さんの4人は、順調に見物箇所を回って行きました(詳細は「Holmes金谷の”裏・横浜買い出し紀行02”」(実行段階)をご覧ください)。
そんな、秋葉原のあちこちを回っていた時の事。ラジオ会館にて、私は面白い物を発見しまして。
「エンブレム作成キット・・・?」
そこには、シリコンで出来たエンブレム本体が6枚と、それの大きさに合う程度の光沢紙フィルム、そして作り方の説明書が同封されていました。
そばには、この店で作ったらしい、オリジナルと版権物が混じったエンブレムが数点。
「これ、面白そうじゃないですか?」
と、私は他の3人に見せて見ます。思った通り好評なので、じゃあkudouさん所で実験して見ようと言う事になり、私が1セット購入しました。
ふと横を見ると、このシリコンが80枚入ったセットが9800円で売られていまして。
「お〜、こりゃあ凄いよ」と思いつつ、その時は特に気にも止めなかったのですが。
やがて夜になり、探索を終えた我々4人はkudouさん邱へ。
いくつかのイベントを経て、いよいよエンブレムの試作を行う事に。
まず、絵の選定の段階でどうしようかと言う話になったが、これはインターネットであちこちのヨコハマサイトから拾って来る事で決定しました。
取り敢えず、NA0さん・みーさん・山寧さんのページからイラストを拾って来て、試し制作。
その出来が、思っていた以上に良いので、これは15日のコミケに持って行って、みんなに見せて見ようと言う話になりまして。
取り敢えず、あまったシリコン1枚をkudouさんに差し上げて、その日は終りました。
*8月15日(土曜日)
日にちは一日飛んで、いよいよ15日。
色々な出会いがあった中で、出会った人に片っ端からエンブレムの試作品を見せて回った所、これまた予想以上に良い反応。
「紀行通信社」のじゅうしまつさんなんかは「これ売ったらきっと売れますよ」とか言ってくれる始末(笑)。
それを綾瀬さんに報告した所・・・。
綾「んじゃ、いっその事チェーン店でブース一つ出しますか?(半分冗談気味)」
金「あ、いいっすねそれ(笑)」
綾「やりますか?」
金「やりますか!?」
綾「やるか!」(段々力が入って来る)
金「やるか!」
綾「じゃあ、申込票買って来ます!」(ダッシュ)
と言う感じで、本当にその場ノリで冬コミ参加が決定した訳です。
今思えば良かったのか悪かったのか・・・(汗)。
その後、サークル名称を考えて。
金「そのまんま『カフェ・アルファ・チェーン店』では?」
ヨコ住「いや、それだと上原さん所と名前が重なっちゃうでしょう?」
金「あ、そっか・・・ん〜・・・」
色々と迂曲屈折したあげく、誰の提案か「てろてろちぇーん店」に落ち着いたのは周知の事実です。
*8月16日(日曜日)又は17日(月曜日)
帰ってから、その日・・・じゃ無かったと思うけど、忘れたと言う事で(笑)。
さっそくチェーン店のページにコミケ対策のページを設置、掲示板と、帰りの汽車の中で考えた出展物・問題点を箇条書きにして、アップ。
その後、その掲示板を中心に話は進んで行き、8月下旬の時点で私自身は、原稿書きを含めてコミケの準備に入りました。
一応ある程度の人にも協力を取りつけられ、滑り出しはまあまあ順調な出だしだと言えるでしょう。
*10月
ところが10月。
兼ねてからの体調不調と、友人の突然の訃報に、すっかり意気消沈してしまい、web活動そのものから疎遠になりました。
おかげでコミケ関係の作業は事実上完全ストップ。
*11月
仕事が忙しくなり出した頃。
何故か忙しい状況が入ると、それを逆にエネルギーとして取り込んで、更に忙しい状況を自分で作り出して遊ぶと言う、自虐的な事が好きな私、この時も「コミケブース確保」の報を聞いて、本気で取り組み出す事にしまして。
・・・と言っても、大方の事は綾瀬さんがやってくれたので、私はひたすら原稿書きで終ります(ぉ。
*12月25日(土曜日)
ショッピングカートを買いに行き、帰りがけに近所の本屋によってアフタヌーン2月号ゲット。
カートは荷物搬入の時に大いに役に立つだろうとの予測のもとに。って言うか、手で持って行きたくなかったので(笑)。
*12月26日(土曜日)
取り敢えず原稿が夜中にそろったので、近所のコンビニにダッシュ!
ところが、手差し印刷が異常なまでに速度が遅く、とても実用性のあるスピードにありませんでして。
仕方なく、表面だけ印刷した後、裏の部分は職場に持って行ってコピーしようと言う事にしました(汗)。
職場では、何と中隊長が居たりして(汗)。でもまあ、別に咎められる事なくコピーは終了。コピー代は休み明けに徴収してもらう事にして、またしてもダッシュで帰宅。
*12月27日(日曜日)
少し時間が開いたので、いつものお約束のごとく、「買い出しメモ」更新。これやらないと何かダメみたいって、自分で勝手に思い込んでいるだけですけどね(笑)。んで、夜中にほぼ全ての原稿が出来上がり、後は寝るだけ・・・。
*12月28日(月曜日)
(実は28日より後の記憶がはっきりと残っておりません。コミケ疲れって奴?(笑)と言う事で、割と「はしょっちゃって」書いている部分が多いですけど、ご了承下さい)
「後は寝るだけ」・・・の筈がしかし結局、何だかんだで1時間ほどしか寝れなかった私(泣)。
そのまま出来上がった物や制作途中のものをかばんや箱に詰め込んで、家を出ました。
家を出ると、粉雪程度だが雪が降っていまして。取り敢えず制作物を濡らしてはマズイと思い、家に戻ってゴミ袋を箱にかぶせ、再び出発する事に。
メイン道路に出てから、時間を考慮してタクシーで駅前のバス乗り場へ移動する事にしました。
駅前からは空港バスが出ていて、それに乗る事にしていました(タクシーで空港に移動すると、4000円以上かかるらしい(汗))ので。
ところが、時間を見誤ったのか、空港バスまでの時間は何と1時間待ち(笑)。
1時間後、空港バスで空港に移動した私は、そのまま搭乗手続きに入ります。荷物は全部預けて行く事にして、その様に頼む事に。
係「じゃあ、精密機械とかそういった物はありますか?」
金「あ、え〜とこのケースはパソコンです」
係「あ、わかりました。他には?」
金「この箱は水濡れ禁止ってことでお願いします」
係「中身は何ですか?」
金「え゛・・・え〜と・・・ほ、本です。あはは(汗)」
まさか同人誌なんて言っても、ねぇ(笑)。
さて、荷物を預け終わって、何か手土産を・・・と考えた私。ふとお土産コーナーを見ると、そこには「白い恋人ドリンク」が。おお、これは冗談にもなるし良いねぇと言う事で、3缶入りを購入。現地の人に飲ませて悶絶させてあげよう(笑)。
その後、出発ロビーの方に移動すると、何かどこかで見たことある人が・・・。
金「あれ? ましたかさん?」
ま「・・・え? あ!」
金「やっぱりな〜(笑)」
ま「なんでこんな所で関係者と会うかなぁ(笑)」
ましたかさんと言うのは、当「40番地商店街」が所属している「裏・百鬼夜行労働組合」が労働奉仕(笑)をしている、サークル「裏・百鬼夜行」の主宰の方。しかし旭川って狭いね〜(苦笑)。
席が違ったので、飛行機を待ちながらおしゃべりをしております。話題の中心はやはりと言うのか、コミケの話題。
その後、飛行機に乗りこんで、座席に座り込むなり「くてっ」となる状態。寝ようかと思ったのですが、3年ぶりに飛行機に乗ったせいか、妙に緊張してしまい、寝つけない(汗)。
仕方なく、機内サービスのコーヒーを頼んだ所、余計眠れなくなる始末(笑)。
そんな状態で羽田空港に降り立った私。タラップに降りた瞬間にPHSの電源を入れると、そこに「Pメール着信1件」の文字が。・・・しかし、27日に機種変更したばかりだったので、いまいち機能を理解していない私。そのPメールはしばらく見ることができずにいました(笑)。
そして、到着ロビーの方に移動すると、いきなり鳴り出すPHS。出てみると、なんと綾瀬さん。
綾「京急の改札の所に居ますよ」
金「あ〜・・・今到着ロビーについた所なんですよ」
綾「あらら(汗)。わかりました」
その後、ましたかさんと到着ロビーで合流。荷物を受け取ってから、帝都中心へ向かうと言うましたかさんと別れて、私は京急の改札の方へ。
京急の改札は、地下へ向かって4フロアほど降りた所(地下2階)にありまして。
荷物を引っ張りながらてくてく歩いて行くと、改札を越えた柱の所に見慣れた姿が3人ほど(綾瀬さん、NEMO(船長)さん、しどさん)。何やら話し込んでいる様子でして。
金「もしも〜し!お〜い!」
綾「あ!」
N「お疲れです〜」
し「どうも〜」
取り敢えず、日中は何も出来る事がないので秋葉原を巡ろうと言う事になっておりまして。
まずは品川まで出る事にして、私は切符を買い、改札を通過。
京急羽田空港駅には京急の他に「京成」「北総開発」等の鉄道会社が相互乗り入れを行っておりまして。
乗ったのは・・・何だったっけ?(ぉ もうそれすら覚えていない記憶消失(汗)。
その後は、品川で切符が品川発だった為に改札通れなくて綾瀬さんとNEMO(船長)さんが隣の駅まで行ったりとか、待っている間品川駅でしどさんと私の行き先(改札通過した後)がちがっていて、どこに行ったか解らず、電話していたら私の後ろに現れたりとかそんなイベントを経まして。
取り敢えず、秋葉原に買い出しに行く事になっていたので、秋葉原へと移動。
んで、取り敢えずは荷物を秋葉原駅で預けようと言う事になりました。・・・が、しかし。
金「コインロッカー一つも空いてないよ〜(汗)」
そう、コインロッカーまでものすごい混雑模様。
一計を案じた結果、取り敢えず売り物を預け入れる事を最優先として、それ以外の荷物は取り出す事になりました。
荷物を入れ換えた後、まずはメシ・・・と言う事になりましたが、いかんせん前日までの修羅場で極端な睡眠不足に陥っていた私。ほとんどの食料を受け付ける気配がありません。
何件か食べ物屋を巡った後、結局昼抜きにする事に決定。
その後、NEMO(船長)さんが何やらグッズ系のものを売りに出すと言う上意を受けていたようですが、半分しか売れずに終ったようでした。
私はと言えば、エンブレム用のシリコンとカタログさえ入手すれば他には特に用事はありませんでしたので、他の人について行く事に。
で、T−Z○neに行った時の事(伏せ字になってないって(笑))。
NEMO(船長)さんが、インターネット喫茶でメールを受信して、それを印刷すると言う作業を行っている最中、私は店の中を見て回る事に。
んで、何の気なしに携帯関係のアイテムが売っている所を見ていた時の事。
PHS用のデータ通信カードと言う物を発見した私は、そう言えばこういうのあれば便利かなぁ・・・とか思い、ついつい衝動買いしてしまいました(ぉ
その後、NEMO(船長)さんは無事に原稿を印刷終了、我々も少し掲示板を覗いた後、店を後にしました。
その後、何件かカタログを探して回ったのですが、ことごとく
「すいません、売り切れました」
の一言。あう〜(泣)。痛い足を引きずって探して回ったのに・・・。
この時ほど、地方在住が恨めしく思ったことはありません。
その後、いよいよ夕ご飯の時間になり、前回の「横浜買い出し(2)」の時に一部の人を連れいて行った、「上野の牛飯屋」に、皆様を引き連れて行きました。
ああ、あそこの牛飯って、何時行ってもおいしいなぁ・・・じゅるっ。
NEMO(船長)さんなんかはいたく感動されて、小説のネタにするとか。チッ、連れて行かなければよかったか(ぉ
その後、のっしさんとたーるさんから電話がしどさん所に入りまして、合流する事に。
JR鶴見駅へと移動した我々は、そこでたーるさんと合流しました。その後、トイレを兼ねて外の店に行き、私が早々に脱落して外で電話をかけていると、何と目の前にのっしさんが。
こうして、合流を果たした我々はのんびりと歩いてのっし邱へと移動します。
移動した後、さっそく製本作業。ところが、人数が多い為、あっという間に終ってしまいました。
その後、NEMO(船長)さんの出す本の表紙がまだ出来上がっていなかった為に、それのコピーを取りに行く為に、711のお店へ。
この頃から、私なんかでも「ちょっと寒いかな?」と思える気温。
と言うよりは、何で気温が一桁なのにストーブ炊かないの?と言う、北海道人にはありがちな疑問が浮かんだり。
んで、セブンイレブンで、私は痛めた足の応急処置用の絆創膏と野菜サラダを購入。あ、それと靴下も買ったかな(笑)。
NEMO(船長)さんの表紙のカラーコピーは、思っていた以上に出来上がりが良くて、ちと驚きました。ん〜、侮りがたし711のカラーコピー(笑)。
その後、「ぶらっくの〜と」に使うノートを探したのですが、スケッチブックってコンビニには無いんですよね。仕方なく、ルーズリーフタイプの大学ノートを利用する事に決定。
のっしさん邱に帰ったあと、私は引き続きエンブレムの増産分の制作、NEMO(船長)さんはNEMO(船長)さんの本の制作に入り、終ったのは・・・夜中1時頃でしたっけ?
まあ取り敢えずは寝ようと言う事になり、部屋の中にふとんをあふれかえさせながら布団を敷きつめて、4畳半に5人寝ると言う凄い事をやっておりました(笑)。あ〜、写真撮っておけば良かった(ぉ
*12月29日(火曜日)
作戦当日。
5時頃かな?誰かのめざまし携帯電話で目が覚めます。とはいえ、なかなかだれも起き出さない(笑)。
ようやく、もぞもぞと動き始めてから、支度を整えて外に出ます。
外はまだ真っ暗で、・・・と言っても北海道でもこの時期は5時頃だとまだ真っ暗ですけどね。そんな中を、5人の男たちが何やら荷物を抱えて歩いて行く姿。ん〜、怪しいなぁと我ながら思いつつ(苦笑)、駅へと向かいます。
鶴見駅で切符を購入。新橋からいつもどおりゆりかもめに乗り換えると言うおなじみのコースをたどる事にしまして。
んで、列車に乗り込むと、そこいらじゅうに「同業者」らしき人達がちらほらと・・・(笑)。
大きいカバンを持った人、大きい荷物を引っ張っている人、何人かで固まってカタログ見てる人、一人で立っているけど発しているオーラが明らかに同業者な人(爆笑)、等々。
「まあこう言うイベントだからねぇ」と話しながら、列車は進んで行きます。
その後は何事もなく、新橋で下車、まっすぐゆりかもめ駅に移動、となりまして。
切符を買ってから、「取り敢えず次発にして、トイレに行きたい!」と言う事になりまして。
トイレ行かない組の人に荷物を見てもらい、私はトイレに入ります。
ところが、その後に事件が発生。隣のボックスに入ったNEMO(船長)さんが、ボックス内部に置き忘れられていた、旅行クーポン券を発見したのでした。しかも、額面的にも結構でかい額(汗)。
んで、事後処置をどうしようかと言う事になりまして。みんなで相談した結果、駅事務室に預ける事に。発見者のNEMO(船長)さんと綾瀬さん・・・だったかな?が、駅事務室に向かいます。
数分後、戻って来た二人と合流。「いい事したから、何かいい事あればいいですね〜」と言う話をしながら、次発のゆりかもめに乗り込み、席を確保します。
時間的にも早かったおかげか、余裕で座れる車内。その車内で、サークルスタッフ(私、NEMO(船長)さん、綾瀬さん)は、サークルチケットをそれぞれ手に持ちます。しどさんは昨日の時点で既に手に入れていまして。また、たーるさんは今回は一般入場となりました。
そして、定刻通りに出発し、予定通りに国際展示場正門駅に到着します。
下車後、一般入場のたーるさんは左に、それ以外の4人は右に向かいます。
夏のこのシーンでは、かなり混雑していたのを思い出した私は、今回もそれ相当の混雑を予想します。
・・・ところが。驚いたことに、全然並んでいませんでした。早く来すぎたのか、あるいは先程の善行に神様がごほうびを下さったか?
まあともかく、入口の方に歩いて行きます。と、横の方から、「カタログあります〜!」の声が。
この時点でまだカタログを入手していなかった私は思わずガッツポーズ!もちろん走って買いに行きました。
その後、入口から中に入って行きます。
すんなりと中に入った我々は、順調に進んで行き、やがて東6ホールの入口へ・・・ところが、見るとシャッターが閉まってるじゃないですか。
N「あれれ?シャッター閉まっていますね?」
金「あれ、本当だ?」
綾「・・・あ、東5からしか入れないらしいですよ」
何やってんだかなぁ〜と苦笑いしつつ(笑)、東5の入口に入って行く我々。
その後、まっすぐとブースの位置の方に向かい、場所を確認、さっそく準備に取り掛かる事にしました。
その時点で、来ていた他の「ヨコハマ」ブースは、どうやら「フルヤミルク」さんのみ。
「後で挨拶に行きましょう」と綾瀬さんが言い、私もそれに同意します。
んで、準備している最中に、高荷さんの妹さんかな?がうちのブースまで来てくれまして、高荷さんに頼んで置いた「魚のキーホルダー」を渡してくれました。高荷さんと妹さんに感謝。後で聞いたら、妹さんもサークル参加だとか。
で、さっそくキーホルダーを出して見たのですが。
一同「おお〜っ!コレは凄い〜!!」
売るのがもったいないくらい良い出来上がり。しかもきちんとパッケージングされておりまして。
また、しどさんの制作した「七宝焼のキーホルダー」もお披露目されました。こちらも凄く良い出来。
あまったら買おうかと思ったのですが、その考えは甘かった事を後々思い知らされる事になります(笑)。
しかし、その時点で改めてブースの上を眺めて見たのですが、とても初参加とは思えないほどのラインナップ(ぉ。
後に聞いた話では、初参加のサークルって、大抵は本2冊くらいとペーパー出して終るそうです。それに比べ、その時点で並んだ品物は、「本3冊、コースター6種類、魚のキーホルダー、七宝焼ペンダント2種類、シリコンエンブレム14種類、マグネット6種類」とまあ、実に32種類もの品々。
結果、来てくれたお客さんのほとんどが、うちが初参加だと気が付かなかったようです(笑)。
その後、なんだかんだと試行錯誤しながらも、何とかブースのセッティング完了。
その間にも、他のサークルさんが続々とやって来ます。そのたびに挨拶回りに行っておりました。一応新参者ですしね(笑)。
ちなみに、右横はチェーン店でおなじみの「紀行通信社」さん。いや、色々アドバイスを貰ったりしまして、相変わらずお世話になりっぱなし。良いのかなぁ、こんな事で(汗)。
そして、時間は一般開放3分ほど前。
と、いきなりすさまじい数の足音が聞こえたかと思うと、その足音は一斉に壁側のとあるブースへ。まあいわゆるフライングって奴だと思うのですが、それにしても非常識な。
多分誰かが次のマンレポのネタにするんじゃないでしょうか(笑)。
そして、開場のアナウンス。
最初の1時間くらいは暇な時間が続きます。コミケ経験者ならご存じでしょうが、大抵の場合は最初に大手ブースを回り、それからお目当てのブースを探してうろつくと言うのが定番な回り方だそうで。
その後、ぽつぽつとお客さまが来たりします。
そして、まあぼちぼちと売れ始めたりしたのですが、その中で驚いたことに「全部を一つづつ下さい!」と言うお客さんが現れまして。
あわてて物を一つづつ集めたり、計算したりして何とかお渡し出来ました。しかし、その時店頭に並べた品物、全部一つずつ買うと7000円すると言う事に、その時点で始めて気が付きました(笑)。
その後も、まあ順調に物は売れて行きます。
少し以外だったのは、NEMO(船長)さんの小説本が良く売れたこと。これは、意外とと「ヨコハマの小説」と言う物に対するニーズが有ると言うマーケッティング結果となりました。次回からの参考にしましょう。
それから、「葉っぱ系」のサイトで知り合った人が、私を尋ねて来てくれたのには、ちょっと驚きましたが、嬉しかったです。
・・・しかし。
彼「金谷さん、小説は書いていないんですか?」
金「え゛・・・(汗)。あ〜、ごめんなさい、今回は本の編集に忙しくて、小説書いていないんですよ〜」
彼「じゃあ、次は楽しみにしていますから」
金「つ、次?(^^;」
どうやらこれが、「てろちぇ」が夏も参加する事になった直接的原因としか思えないのですけど?(笑)
また、最近「40番地」の方に遊びに来てくれている人も何人か遊びに来てくれました。つまりは初顔合わせ。
確かKuraさんだけだったと思ったけど・・・何かこの辺、記憶があいまい(苦笑)。
それから、高荷さんのキーホルダーが売り切れたあと、R.一郎さんのキーホルダー待ちになったのですが。その間にも欲しいと言うお客さんが確か4人か5人くらい来てくれたりしまして。
キーホルダー人気、恐るべし。って言うか、そう言うグッズ系が異常に売れ行き良いのには改めて驚きました。
「三浦本」なんか、2割程度売れ残ったのに(笑)。まあ、元は取れたから良いですけど。
そして、そんなこんなで何とか終了(記憶が欠落しているので他のイベントは思い出し次第書きます)。
片付けを終らせて、私が前から言っていた「ヨコハマ中華街」に、晩ご飯を食べに行こうと言う事になりまして。
んで、ケンケンさんの案内で、中華街へと向かいます。
まずはゆりかもめに乗って新橋を目指します・・・が、その車内。
「ごめん、寝かせて」
と宣言すると、私は終着駅まで寝てしまいました(苦笑)。しかし、思えばこれが今日のこの後の活動力の回復に繋がったんですよね〜。
げに恐ろしき我が回復力(ぉ。
んで、新橋でJRに乗り換え、石川町まで前進。石川町で荷物をコインロッカーに放り込んだ後、徒歩で中華街へと向かいます。
ふと、駅の看板を見上げると、「中華街 Chinatown」と書いてあるのを見て、
「・・・あ、そっか」
と、今さらながら気が付く大馬鹿な私(笑)。でも、そのことは口に出さなかったので誰も気が付かなかった筈。どきどき(ぉ
やがて、少し歩いて行きますと、「やたらと明るくて派手な」門が見えて来ます。
「うわ〜」
何て言うのか、それしか言えませんでした。
中を歩くと、そこはもう完全な異国。日本だけど、日本じゃない所。
もう、田舎者丸出しであちこちを覗いて回っていました(笑)。
そんな時、ケンケンさんが「関帝廟も見に行きましょうか?」と言いました。
私「その、関帝廟って何ですか?」
ケ「三国志に出て来る、関羽のお墓なんですよ」
私「関羽の墓?」
ケ「後の時代に、関羽は商売の神様になったんですよね。それで、世界中のチャイナタウンなら、何処に行っても大抵はこの関帝廟ってありますよ」
珍しい物見たさも手伝って、我々は関帝廟に向かいました。
何処をどう道を進んだのやら、気が付くと「こんなもの」が見えてきまして。
「もうすぐですよ〜」と、案内された先には・・・。
見方によっては神社にもみえそうな、「こう言う所」でした。残念ながら内部は撮影禁止になっていましたので、外から写真を写したのですが、中もこれに負けないくらい派手な所で。
しかし、線香代をけちって、奥の方までは入りませんでした(笑)。
その後、何件か回った後に、店に入りまして。
心ゆくまで食事を楽しみました。もう、美味しかったのなんの(笑)。
その時に、「てろちぇサポートページ」の方に飾ってある「ブラックの〜と」の続きを、その時参加した人達に描いてもらいまして。
その後、食べおわってお土産の月餅を買った後に、駅で解散。
スタッフ5人はのっし邱に帰還した後、戦利品をまとめてから眠りにつきました。
*12月30日(水曜日)
私はこの日、特にこれと言った用事は無かったのですが、飛行機の時間の関係もあって、コミケには参加しないことにしていました。
んで、前日に釧路時代の先輩が、「踊る大捜査線」ツアーをしようと誘ってくれたので、まあ時間潰しにそっちに参加しようかと言う事になりまして。
朝、スタッフの残りはそのままコミケに行くと言う事で、鶴見駅で別れます。私はその後、羽田空港まで一旦出て、荷物をコインロッカーに入れた後、釧路から先輩が乗って来る飛行機を待ちます。
途中、居眠りをしながら待つ事2時間程度。若干の遅れを伴いながら飛行機は到着。
(・・・その後の「踊る大捜査線」ツアーの話は、また後日書きます。実の所、テレビで2回程度しか見た事が無いし、あまり琴線に触れるドラマでもなかったので、正直言えば「どうでもよかった」のですけどね(苦笑)。)
そして、鉄道移動した後にチェックインに間に合うぎりぎりの時間になって、私は先輩たちと別れて一路空港へ。
空港に到着した後は、荷物の回収、出発ロビーへの移動、チェックイン、搭乗と、まあそれほど面白いこともなく順調に進みます。
座席に座った後、途端に眠気が襲ってきまして、そのまま眠りの体制に入ります。
途中、一度だけ隣の人がやってきた時に起こされましたが、それ以降はずっと眠っていて、気が付いた時は旭川空港上空でした(笑)。
旭川は、なんと吹雪。そんな中でも平気で着陸して行く飛行機。ん〜、流石雪国に飛ぶ飛行機は強いねぇとか、訳の解らないことを言いながら、町に向かうバスに乗り込みます。
駅前で降りて、さて路線バスに乗り換えようか・・・と思ったのですが。
なんと吹雪の影響で道路には15cm以上の積雪が。歩道なんかは既に道がなくなり、ショッピングカートは雪かきをして居る状態。
これはあまりにもまずい、と言う事で、急遽タクシーで帰りました。
こうして、3度目の横浜買い出しは終わりを告げた訳です。
その後、元旦までその大雪の影響を引きずってしまいましたが。
まあ何とか無事に年は越せまして。
さて、今回はコミケ出店という、今までに経験したことのないイベントを味わうことができまして。
おかげで良い体験をさせてもらうことができました。
また、チェーン店を通じて、いろいろな人の協力を頂き、本当に感謝しております。
改めて、ありがとうございました。
ただ、今回は聖地巡礼が全く出来無かったので、次はのんびりと聖地巡礼がしたいなぁ、と思いつつ、今回はこれで筆を置きます。