「随分とまぁハラが減ってるみてぇじゃねぇか。おい、ナオキ。何ある?オレは干し肉程度しか持ってない」 カズヒロが僕に聞いてきた。僕は腰に吊るしてる袋の中を覗く。 「魚の薫製と缶ジュースくらいしかないな…」 その缶ジュースにはMcCOlと言う文字が書いてあった。 「このくらいでよければ、どうかな?」 そう腹の減っていた彼−マサシに聞いた。