・第3回目投稿作品・
(投稿者:光画部部長さん)
419系近郊型電車
国鉄末期に581・583系月光型昼夜兼用特急電車を改造して生まれた近郊型電車。
基本編成が3両ユニットとなるため、元中間車に切妻型の運転台が新設され、ユニークな顔の先頭車が生まれた(もちろん、クハネからそのまま改造された先頭車もあるが)。
ついたあだ名が“しょ●パン●ン”。
車内はドアの増設、ロングシートの新設などが行われたが、ボックスシート部分は月光型時代の面影をよく残し、ベッドもそのまま残っている。
同じ生い立ちで生まれ東北九州で活躍していた715系は先日リタイヤしてしまったが、419系は引退はまだ先のようで、北陸本線全線を今日も元気に走り回っている。
この写真は平成10年6月28日、北陸本線加賀笠間−松任間にて撮影
フェスタ
JR西日本広島運転所所属の洋風気動車。改造種車はキハ58系。
この車の最大の特徴は、やはり“顔”。このクールなデザインはおさかな(!)をイメージしたもの。しかしタラコ唇が災いし、オ●Qと間違えられてしまうのが彼の最大の悩みだ。
もうひとつの特徴は“しゃべる”こと。駅での停車時には口がうわ〜んと開いて電光掲示板とスピーカーが現れ、ホームにいる客に挨拶する。
通常はテープによる声優の声で「やぁ、ぼくフェスタです♪」とか喋るが、まれに運ちゃんの声で生トークを聞かせてくれることもあるようだ。
この写真は平成10年6月29日、北陸本線 加賀笠間−松任間にて撮影。
前日に団臨で福知山から加賀温泉までお客を運び、金沢総合車両所で一泊した後、また戻っていくところ。
シルフィード
JR東日本上沼垂運転区所属の展望電車。列車火災を起こして引退したアルカディアの後継車としてうまれた。
先頭車は運転席が2階にあり、1階が展望座席になっているタイプで、三鷹電車区の「アルプス」の妹にあたる。
改造種車は183系特急電車だが、交直両用化改造を受け485系の一員となっている。また電車でありながらサービス電源用ディーゼル発電機を搭載し、おそろいに塗られたディーゼル機関車DE10−1701のエスコートで非電化区間も走行可能。
この写真は平成10年7月6日、北陸本線津幡−倶利伽羅間で撮影
金沢加賀へ団臨でやってきた帰り。