・Holmes金谷の「裏・横濱買い出し紀行08」・
(実行段階)


*2000年12月28日(木曜日)

 『帝都出陣準備』

 前日まで仕事だった私は、前日仕事場の先輩に、「じゃあさ、軽く飲みにでも行かないかい?」って誘われて、少し考えたんですがまあ一杯ひっかけたい気分だったんでお供する事にして。
 そして帰ってきたのがこの日の午前3時(爆笑)。

 8時くらいまで死んだように寝ていた私でしたが、そこからのろのろと起き上がり、知り合いに送る郵便物の封筒詰めを行った後、どうしても足りないコピーを1枚コンビニまで取りに行き、その後HTMLエディタを立ち上げた後、それこそ鬼のように更新更新また更新。
 1日で時風市のおよそ全てを更新かけたのって、ものすごく久しぶりなような・・・(笑)。

 ついでと言っては何ですが、ここ「カフェアルファの40番地支店」も、恒例の買い出しメモ更新

 んで、昼過ぎくらいまでにWebの更新が終わりまして、そこから今度は荷物の準備。
 実はこの日まで旅の荷物の準備を全くと言っていいほどやっていませんでした(笑)。コミケで搬入する物の準備はしてたのにねぇ(笑)。

 それが終わって、およそ15:30頃。
「では行ってきます」と書き込みをした後、駅に向けて出発致しました。


 『マーフィーの法則:乗りたい時にタクシーは来ない』

 で、荷物は多い、しかし電車通りまで歩くには、ここ数日降った雪が多くて、ちと歩くのは大変。
 ではタクシーでも使いましょうかと言うので、まず家の前の道路を見渡したのですが。
 いつもなら何でこんなに走ってるんだって位タクシーが走っているのに、この日に限って全然走っていない。
 じゃあ表の国道まで出ようと、表に出ると、確かに走ってはいますが、「回送」の表示が。
「・・・なんでやねん」
 その後走ってきた個人タクシーをつかまえておしゃべりをしていたら、何でも丁度勤務の入れ代わりの時間とかが重なってるそうで。

 んで、タクシーで札幌駅まで一気に前進した後(タクシー代:確か1800円)、駅に入って、まずは自分の晩飯を確保(釜めし弁当:確か780円)、その後、今回泊めてもらう2ヶ所の所に持って行く献上品を購入します(銘菓わかさいも2箱:値段は未公開(笑))。
 で、それらをまとめて旅行バッグに詰め込んだ後、重い荷物を抱えながら、「寝台特急北斗星2号」が入線する6番ホームへ。
 上がった時にはまだ入線していませんでしたので、そのまま立ち食いそばで月見そばを食べて(月見そば:300円)、のんびりと入線を待ちます。


 『寝台で暴れてた酔っぱらい』

 その後、入線してきた北斗星に入って、自分の寝台を確認した後、荷物を詰め込み、寝台に横になると、出発した所までは憶えているのですが、その後そのまま1時間程度寝ていました。
 んで、気持ちよく寝ていたのですが、伊達・・・かな? 伊達あたりを過ぎた所で、何やら同じ車両の後ろの方でちと騒ぎが起きているような騒がしさが有りまして。
 それで目が覚めて、何だろう? と、カーテンから顔を出して騒がしい方を見ると、何やら車掌が寝台の誰かに向かって何か言ってる模様。
 で、デッキにゴミを捨てに行った時、丁度車掌が携帯電話? を片手にデッキに来て、どこかに電話をかけている様子で。
 話を聞いて見たら、
車掌「酔っぱらったお客がねぇ、どこかでケンカしてきたらしくて、頭から血を流してるんだわ。んで、周りに絡みまくってさ。次の駅あたりに警察呼んで置いてくれない?」
 何かずいぶんと物騒なお話しですこと。

 その頭から血を流してたお客、酔っぱらっていてろれつが回っていなかったのと、私自身が寝ぼけていた事もあって、何をしゃべっていたのか良くは憶えていないんですが、
「俺は今日刑務所から出所してきたんだ、何が悪い」とか何とか言ってたような気がするのですが。

 私は私で、構わずにデッキに出て、丁度電話がかかってきた知り合いと電話していましたが(笑)。

 次の駅、確か登別辺りで、その客は駅員に連れていかれていました。


 『晩ご飯食べて、青函トンネルで気分は「やまのあな」』

 で、静寂が戻った後で、私はのんびりと晩ご飯を食べ始めまして・・・え? 札幌駅でそば食べただろうって? アレは昼ご飯ですよ(笑)。
 食べ終わった頃、丁度函館駅に到着、函館駅で先頭を引っ張っていた機関車が青函トンネル用のものに交換されます。
 で、その関係から、今まで先頭だった車両が、最後尾になる訳で。
 私が乗っていたB寝台は1号車だったので、先頭から突然最後尾に。
 で、そのまま出発して1時間くらい後になって、青函トンネルに入った訳ですが。

 当初、寝ようと思っていたんですが、何か妙に寝付けなくて、「じゃあ、トンネルでも眺めているか」と思い付いて、最後尾に移動、窓からずーっとトンネルを眺めていました。
 青函トンネルの中というのは、所々に設置されている待避所や、海底を示すカラー蛍光燈が付いている所、吉岡・竜飛海底駅の部分を除くと、蛍光燈は設置されていないんですよね。
 ですから、「時々明るい 〜 暗い 〜 時々明るい」を、延々と繰り返していまして。
 驚いたのは、鉄道信号すら見当たらなかった事でしょうかね〜。つまり、海底駅に止まる時以外は止まるなって事?(笑)


 ちなみに、青函トンネルを抜けた時点で、日付は

*2000年12月29日(金曜日)

 になっていました。

 その後、iモードでちょっと知り合いに連絡を取った後(実はちょっとだけチャットをしていた(笑))、そのまま寝てしまいました。


 『帝都到着、まずは東京駅へ』

 そして、6時半頃の放送で一度起こされますが、何か眠かったので、そのまま寝てしまい、気がついたら9時、上野のちょっと手前(笑)。
 慌てて起き上がって、顔を洗い、水を軽く飲んでから移動の準備をします。
 上野駅到着後、山手線に乗り換えて東京駅へ移動します。これは、取り敢えず荷物を東京駅地下のコインロッカーにたたき込んで、機動力を確保する為です。
 そして、リュック一つになった所で、いざコミケ1日目へレッツゴー。


 『パスネット、と言う物』

 で、京葉線で東京駅から新木場駅へと移動。思っていたより混み合っていないので、意外とこれは楽に移動出来そうかなぁと思いつつ、新木場でTWRの改札へと向かいます。
 そこで、「パスネット売っています〜。切符を買わなくても改札を通れますよ〜」との呼び声。
 パスネット? 確か夏の辺りに「私鉄が共通して使えるプリペイドカード」を作るって言っていたっけ。もしかしてそれかな? (←正解)
 って事で、取り敢えず1000円分のパスネットしか売って無かったのでそれを購入、改札を通過してりんかい線国際展示場駅へと進みます。


 『コミケ1日目、知り合いの所に挨拶回り』

 で、ビッグサイトへ行って、行列の最後尾に並びます。
 まあそれも小1時間程度で行列が動き出して、「おや、思ったよりも早く動いたなぁ」と言う感じで。
 そんな中、東館外側に有る駐車場を通った時、たむろって居たスタッフの中にやのさんにそっくりな人発見。
 何か似てるけど、でも何となく違うしなぁ、こっち見て無反応だし、違う人かなぁ・・・と思いつつ、通過します。
(後日聞いた所、別人と判明。声かけなくて良かった(笑))

 そのまま中に入って、まっすぐヨコハマ系のサークルが固まっている所に向かいます。
 と、島角(*)にkudouさんの姿発見。

*島角:ブースの机の塊を「島」と呼び、それの短辺側の机の事を「島角」と呼ぶ。そこに位置すると、割と広い空間をブースの領域として確保出来るので、お客さん対応が非常に楽になると言うありがたい場所。当然なかなか当たるものではないが、てろちぇは1999年夏のサークル参加の時に島角を与えてもらった経緯がある。

Holmes金谷(以下「か」)「やほー」(手を振る)
kudouさん(以下「k」「・・・あれ!? 来てたんですか?」
か「うん、つい3時間前に寝台で着いたばっかりです(笑)」
k「うわ(汗)。おつかれですー」

 その後、kudouさんと少しお話しをして、次の場所へ。

 次に向かったのは、じゅうしまつさんの所。

か「どもー、こんにちわー」
じゅうしまつさん(以下「じゅ」)「? あれ! お久しぶりでした〜」

 そこでもしばしおしゃべりをしていまして。

 次に向かったのは、山寧さんの所。

か「どうも、おひさしぶりです」
山寧さん(以下「山」)「お、どうもごぶさたしてます」

 いつも思うんですが、山寧さんって直接会うと、何かすごく渋い人って感じがするんですよね。

 とまあこんな感じで、知り合いのブースのみをめぐった後、ちょっとした用事があって、西館へ移動、葉っぱ系の知り合いであるふうらさんがいるらしいブースへ。
 と、そこではブースで製本作業を行っているふうらさんの姿が・・・(笑)。

か「・・・あれ(笑)」
ふうらさん(以下「ふ」)「あ、どうもお疲れ様です〜」
か「もしかしてそれ・・・(笑)」
ふ「ええ、出し物は今制作中です(笑)」
か「あーりゃま(^^;」


 『撤退して秋葉原へ移動、そのまま美樹本さん所へ』

 まあ、顔見せのつもりだけでしたので、その場はすぐに撤退。その後、まっすぐ会場を抜け出して、そのまま秋葉原へ移動、裏道の怪しげな店をいくつか探索、いくつかの物を仕入れます。
 その後、秋葉原でまんが喫茶を発見、そこのインターネット端末で時間をつぶした後、くれまーさんと言う葉っぱ系(?)の御方から電話がかかって来て、合流、喫茶店でおよそ1時間半ほどあれやこれやとおしゃべりをしました。

 その後、くれまーさんと別れて、美樹本さんと連絡を取り、指示されたとおり南武線平間駅へと移動。
 美樹本さんと合流します。

美樹本さん(以下「み」)「どうもー」
か「やあ、どうもお久しぶりです〜」

 その後、美樹本さんのお宅に移動、その日は何か晩ご飯御馳走になってしまいました(^^;
 どうもありがとうございました>美樹本さん

 あとはまあ、お酒飲みながらおしゃべりして、何故かIRCに入って、少しおしゃべりした後そろそろ寝ましょうかって事で寝てしまっておしまい(笑)。


*2000年12月30日(土曜日)

 『コミケ2日目出撃』

 で。
 朝4時半にセットした携帯の目覚ましですが。
 何か自分、止めたような記憶が有るんですよ(笑)。幸い、40分に美樹本さんがセットしたテレビのタイマーで目が覚めます。
 もしあそこでそのまま寝てたら、私真っ白になってたに違いないです(苦笑)。

 まあそれはさておき。
 お世話になったお礼を言って、美樹本さんの家を後に、のそのそと動き出します。
 限りなく始発に近い電車に乗って、まずは平間駅から川崎駅へ、そこからすぐに乗り換えが出て来て、そのまま京浜東北線で東京へ。
 東京からはかなり人が多くなってきたのを見ながら京葉線へ、そして新木場駅へと到着します。
 ・・・ここまではすんなり来たのですが。

 新木場駅、ホームに降りて見ると、「←次発 先発→」と言う表示になっていまして、んで先発の汽車を見ると。
「うが・・・(笑)」
 と言う状態(笑)。迷わず次発に並びます。実はこれ、好判断でした。

 で、文字どおりすし詰めの先発を横目で見ながら、のんびりと次発で待っていまして。
 乗った感じ、先発よりは酷く無い混み具合でして。

 そのまま無事に国際展示場駅に到着、駅の構内で他の人が合流してくるのをのんびりと待ちます。
 その間にも、羽零さん、大ちゃんさんから電話がかかって来て、場所の確認をします。

 で、ほぼ定時に約束通り皆さん集まってくれまして。
 委託の本を受け取ったり何だりと、一連の作業をこなしてから、取り敢えずビッグサイトに向かいます。

 ビッグサイトは、まあ私自身は来るのが6・・・7回目だっけ? なのですが、今回ギャルゲー系のジャンルでは初出場。
 しかも、私自身が単独でサークルとして店を出すのは、もちろん初めての事。
 その時会った人は、私が平気な顔をしていたという風に見られたかもしれませんが、実はかなり緊張してたんですよね(笑)。

 ま、それはさておき。
 取り敢えず、ブースの場所に到着すると、セッティングやら何やらとこなして行きます。
 もちろん、隣近所やごく一部の懇意にして頂いている知り合いさんの所に挨拶に行くのも忘れません。

 そして、会場。

 ま。
 結果から言えば、私が持ち込んだ本全て完売してくれました。
 しかも開始から2時間40分程度で。
 びっくりですよ、ええ。
 絶対にあまると思っていたんですけどね〜。

 とまあ結果はさておき。
 ジャンルが違うにもかかわらず、一部のヨコハマ系の人達が遊びに来て頂いて、本当に感謝です。
 わたわたしていたので、憶えているのは。
 ヨコハマの住人さん、大豆さん、多摩川通信さん、Kuraさん、しろきときとさん、と言った所でしたっけ?
(抜けていたらごめんなさい(苦笑)、申告頂ければ修正致します)


 まあ、なにはともあれ。
 「完売御礼」の看板を出して、初出場を成功裏に終わらせる事ができました。


 『打ち上げ〜』

 その後、割と仲が良い「無限夜桜」さんと言うWebページのサークルさんと、合同で打ち上げ、って事になりまして。
 (実はこれは示し合わせていた)
 ところが矢野さんが体調不調で脱落。ん〜、大丈夫だったのでしょうか。

 まあ、そんなこんなで、そのまま打ち上げは1次会がしゃぶしゃぶ食べ放題。
 ところが、疲れもあって早々と食べ終わってまったりとしてしまう始末(笑)。
 2次会・・・と言う程でも無いのですが、ゲーセンに行って。
 んで、何か成り行きでDDR躍らされたんですが(笑)、まあ1年近く踏んで無かったので、あえなくリタイヤ。
 何か、一緒に来ていた19才の青年との年の差を感じずにはいられませんでしたが(笑)。


 『そのまま撤退、ちひろさんの所へ』

 んで。
 そのままお開きになって、夏コミの時にお世話になったちひろさんのお宅へと移動します。
 ま、あとはぐったりとしておりました(笑)。
 何と言うか、寝てたの、また私がトップだったみたいだし(笑)。


*2000年12月31日(日曜日)

 『いざ三浦半島へ』

 翌日。
 朝ご飯を頂いた後、一緒に泊まっていた桜木さんを見送って、その後私も出発の準備をします。
 そして、お暇を告げた後、北海道へ頂いた物とか取り敢えず不必要な物を送って、そのまま南へと向かいました。


 『そしてやってしまった一つ目の失敗(笑)』

 東急東横線伯楽駅で、見送って頂いたちひろさんとお別れをした後横浜駅へ、横浜駅で京急に乗り換える前に昼ご飯を立ち食い食堂で食べて、そのまま三崎口行きの快速特急に乗り込みます。
 こちらへやってくる前に打ち合わせをしていた感じでは、日没前頃に大豆さんご一行はカフェアルファの場所に行くとか。
「ならば、それまでは時間が有るから、まずは北の町の高台へ行こうか」
 そう思って、取り敢えず座席があいたのでそこに座って。
 ふうっと息を吐いて、何となく目を瞑ったのですが。

 次の瞬間、ふっと気がついて、外を見ると、そこはもう見慣れたあの場所。
「・・・え?」
 しかも、それを裏づけるようかの如く。
アナウンス『ご乗車ありがとうございました。次は三崎口〜三崎口〜終点です〜。車内にお忘れ物など・・・』

「・・・やっちまったよおい(苦笑)」

 まあ仕方ないので、そのまま取り敢えずどうしようかと考えていると、何やら電話がなった様子。
 しかし、表示をを見ると、番号非通知にしているので着信拒否が働いていた様子。
 私、携帯は番号非通知の電話に関しては、着信拒否をしていたんですよね。
 ところが、それが連続で何回か続いたので、
「ああ、これは私に関係有る誰かだなぁ」
 と思い、着信拒否を解除しまして。
 んで、その後大豆さん達の状況を確認すべく、電話をかけて見ます。
大豆さん(以下「だ」)「今、ちょっと遅れ気味なんですよ」
私「なるほど。では私は予定通り小網代の入江の方に行きますね」
 そんな事で、取り敢えず小網代の入り江へ。


 『誰も居ない小網代の入り江。そしてミサゴには今回も会えず(笑)』

 何時ものバスに乗って小網代の入り江へ向かいます。
 天候は曇り。しかし、何となく雨が降るような感じでは無かったので、取り敢えず気にしないでまっすぐ入り江の岩の場所まで。
 んで、この日は誰も居なくて、取り敢えず薄暗いっぽい中を写真を撮ります。
 ふと見ると、カヌー? カヤック? まあそんな乗り物に乗ってる人が居たりとか。




 (以下、次回更新時に続く)