・小網代の入江・
今回のメインイベント、小網代の入江です。
ここは、淡水と海水が混じっている場所なのか、葦が生えている部分があり、なおかつ満汐でだんだん入江に水が入って来たりと。
周りに住宅街とかが広がっているだけに、この場所だけ時間が止まっているような錯覚にとらわれます。
なるほど、ミサゴは永遠に若い姿のままな訳だ。
残念ながら、コミックのイメージと合うような写真を撮影することはできませんでしたが、これがタカヒロと初めてミサゴが出会った時に乗っていた岩、かな?
名づけて「ミサゴ岩」だそうで(笑)。
ちなみに、撮影ポイントへはこんな所を通って行きました。
獣道・・・と言う程ではありませんが、地面が露出した「道」が一筋、森の中を奥のほうへと続いておりました。
なお、中心の人物は今回のナビゲートをして頂いたR.一郎さんです。
そしてこれが、ミサゴが食べていてなおかつタカヒロにリボン付きでプレゼントした、「アカテガニ」です。
この時期は産卵が近いらしくて、撮影ポイントへ向かう途中の道の至る所に彼らの姿を見ることが出来ました。
なお、現在小網代では、このアカテガニを含めて、小網代の自然環境を保護する運動が盛り上がっております。
神奈川県の「ナショナル・トラスト運動」の一環として行われている物で、「カニパト」と呼ばれている森林レンジャーが定期的に巡回監視を行っています。我々も彼らのうちの二人ほどに出会い、見学に際しての指導を受けました。
もし、皆さんが小網代を見学に行く際はこの事を念頭に置き、くれぐれもモラルにはする行為は行わないように気をつけて下さい(いや、他の土地を回る時も同じことが言えますけど)。
神奈川の「ナショナル・トラスト運動」に興味をもたれた方は、こちらのページ(http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sizen/trust/trust.htm)を参照して下さい。